おすすめのナースコールシステムを紹介します!
ナースコールと言えば、壁から線が出ていてPHSでその通知を受け取るものを想像すると思います。でも今はその常識が変わってきていて、見守りやコミュニケーションツールなど、様々な機能を搭載させた新しいナースコールが広く普及し始めています。
医療や介護現場の業務効率化やケアの品質向上を実現する方法として、現場の状況に合わせたナースコールシステムの導入や入れ替えがあります。スタッフの労働環境改善を行うためにも、ナースコールシステムは欠かせない設備といえるでしょう。しかし、ナースコールシステムの導入を検討する際、メーカーやサービスの数も多く、それぞれ得意な機能やコンセプトもさまざまなので、
- ・どのメーカーに依頼したらいいのか?
- ・どんなシステムがあるのか?
- ・なにを優先すればいいのか?
といった疑問や課題が生まれると思います。そこで当サイトでは、ナースコールシステムを導入したい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。
機能や価格など、こだわりで選ぶおすすめのナースコールシステムメーカーや、ナースコールシステムを導入するうえで知っておきたい情報のほか、Webアンケートを実施して実際にナースコールシステムを導入した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。そして、業務効率化につながる最適なシステムを導入しましょう。
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目次
おすすめナースコールシステム5選
パルモスマートコール/株式会社iSEED
おすすめポイント
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長距離無線の活用で低価格・短期間での導入が可能◎
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業界初!握りタイプのコールボタンを開発
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ナースコール、見守りシステム、電話、インカムが1台で可能
スマートフォン活用で高機能化を実現!新世代の無線ナースコールシステム
1台8役の多機能スマートフォン
パルモスマートコール/株式会社iSEEDの基本情報
| 接続方式 | ナースコール:見通し500mのLoRa無線 スマホ、見守りカメラ、バイタル:Wi-Fi |
|---|---|
| 他社システム連携 | ■センサー バイオシルバー(aams)/パラマウントベッド(眠りSCAN・離床CATCH)/シルエットセンサー/トーテック(見守りライフ)など ■介護ソフト ケアカルテ、ほのぼのNEXT、ワイズマン、ブルーオーシャン、その他 ケア樹、絆Core、カナミック、FT-Care、寿、MAPS、ウィンケアなど |
| 補助金対象 | ◎ (大規模修繕ICT補助金/介護テクノロジー補助金申請) |
| 導入実績施設 | 特別養護⽼⼈ホーム/有料老人ホーム/サービス付き高齢者向け住宅/介護⽼⼈保健施設/病院・クリニック/障害者施設/ショートステイ/グループホーム/小規模多機能ホーム/ など |
| 問い合わせ方法 | 電話番号: FAX:055-955-5454 メールアドレス:info@i-seed.co.jp |
| 会社情報 | 株式会社iSEED 静岡県三島市一番町18-22 アーサーファーストビル9階 |
パルモスマートコールご紹介動画
パルモスマートコール/株式会社iSEEDの事例
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特別養護老人ホーム様
引用元URL:https://i-seed.co.jp/case/%e7%89%b9%e5%88%a5%e9%a4%8a%e8%ad%b7%e8%80%81%e4%ba%ba%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0/
エリア 長崎県 施設タイプ ユニット型特別擁護老人ホーム 部屋タイプ 全室個室 部屋数 32部屋 目的 入居者様の安全・安心
介護スタッフの負担軽減
新規開設の際の先端ICT導入
電話システムの同時導入/スマホの内線外線活用 -
病院・クリニック 市民病院様
引用元URL:https://i-seed.co.jp/case/%e7%97%85%e9%99%a2%e3%83%bb%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%8b%e3%83%83%e3%82%af/
エリア 記載なし 施設タイプ 大型市民病院 部屋タイプ 多床室、個室 床数 150床 目的 入院患者様の安全・安心
介護スタッフの負担軽減
老朽化ナースコールの入替えの際に先端ICT導入
スタッフのスマホと各ベッドとの映像付インターホン会話の実現
電話システムの同時導入/スマホの内線活用 -
住宅型有料老人ホーム様
引用元URL:https://i-seed.co.jp/case/%e6%9c%89%e6%96%99%e8%80%81%e4%ba%ba%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0/
エリア 島根県 施設タイプ 住宅型有料老人ホーム 部屋タイプ 全室個室住宅 部屋数 45部屋 目的 入居者様の安全・安心
介護スタッフの負担軽減
新規開業の際の先端ICT導入
アイホン/アイホン株式会社
おすすめポイント
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さまざまな情報の見える化を実現した『Vi-nurse』
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日本全国対応のアフターサービス
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グッドデザイン賞など多数の受賞歴を持つ
現場の声をかたちにしたナースコール!ストレスフリーな看護をサポート
アイホン/アイホン株式会社の基本情報
| 接続方式 | IPネットワーク/個別線式 |
|---|---|
| 他社システム連携 | ■センサー:パラマウントベッド(スマートベッドシステム)など |
| 補助金対象 | △ (HPに記載なし) |
| 導入実績施設 | 住宅施設/病院/福祉施設/産業・公共施設/海外施設 など |
| 問い合わせ方法 | 電話番号: FAX:- メールアドレス:- メールフォーム |
| 会社情報 | アイホン株式会社 愛知県名古屋市中区新栄町1-1 明治安田生命名古屋ビル10階 |
ケアコム/株式会社ケアコム
おすすめポイント
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医療・福祉分野の情報・通信システム専門メーカー
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ヘルスケア情報統合型ナースコール『PLAIMH NICSS』
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都内にある体験型のシミュレーション施設
多種多様なナースコールシステムを提供!安全安心な療養環境を実現
ケアコム/株式会社ケアコムの基本情報
| 接続方式 | 有線・無線(製品によって異なる) |
|---|---|
| 他社システム連携 | ■インカムシステム:BONX「BONX WORK」など |
| 補助金対象 | 〇 |
| 導入実績施設 | 医療施設/要介護・看護型施設/高齢者向け住宅 など |
| 問い合わせ方法 | 電話番号: FAX:042-485-7216 メールアドレス:- メールフォーム |
| 会社情報 | 株式会社ケアコム 東京都調布市多摩川3-35-4 |
GCOM/ジーコム株式会社
おすすめポイント
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自社開発・国内製造で長期供給と高信頼性を確保
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映像技術に優れた最先端システム『ココヘルパX』
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RF技術とワイヤレスネットワーク技術の品質に自信
先端技術で業務効率化をサポート!映像で伝えるナースコールシステム
GCOM/ジーコム株式会社の基本情報
| 接続方式 | 無線 |
|---|---|
| 他社システム連携 | ■センサー:バイオシルバー(aams)/パラマウントベッド(眠りSCAN・離床CATCH)/フランスベッド(ベッド内蔵見守りケアシステムM-2)/ZIPCARE(まもる~のSHIP)/パナソニック(ライフレンズ)など |
| 補助金対象 | 〇 |
| 導入実績施設 | 特別養護⽼⼈ホーム/有料老人ホーム/サービス付き高齢者向け住宅/ケアハウス など |
| 問い合わせ方法 | 電話番号: FAX:- メールアドレス:- メールフォーム |
| 会社情報 | ジーコム株式会社 東京都大田区大森北6-1-17 |
HitomeQ(ひとめく)/コニカミノルタ
おすすめポイント
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部屋全体をとらえる360℃の映像でスタッフの負担を軽減
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入居者やスタッフの行動データを可視化するツール
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定性分析・定量分析を組み合わせた業務診断サービス
ナースコールに見守り・行動分析を統合!負担削減やケア品質向上が可能なシステム
HitomeQ(ひとめく)/コニカミノルタの基本情報
| 接続方式 | 無線(クラウド型) |
|---|---|
| 他社システム連携 | ■介護ソフト:ケアコネクトジャパン(ケアカルテ)/三菱電機デジタルイノベーション(ほのぼのシリーズ)/グッドツリー(ケア樹)など |
| 補助金対象 | 〇 |
| 導入実績施設 | 介護付有料老人ホーム/住宅型有料老人ホーム/介護老人保健施設/特別養護老人ホーム/ショートステイ/サービス付き高齢者向け住宅/軽費老人ホーム(特定施設) など |
| 問い合わせ方法 | 電話番号: FAX:- メールアドレス:- メールフォーム |
| 会社情報 | コニカミノルタQOLソリューションズ株式会社 東京都千代田区丸の内2-7-2 |
おすすめナースコールシステム5選比較表
| イメージ | 引用元:https://i-seed.co.jp/#top_facillities | 引用元:https://www.aiphone.co.jp/products/medical_welfare/medical/ | 引用元:https://www.carecom.jp/products/nursecall/ | 引用元:https://www.gcomm.co.jp/ | 引用元:https://www.konicaminolta.com/jp-ja/care-support/index.html |
| 会社名 | パルモスマートコール/株式会社iSEED | アイホン/アイホン株式会社 | ケアコム/株式会社ケアコム | GCOM/ジーコム株式会社 | HitomeQ(ひとめく)/コニカミノルタ |
| 特徴 | 規模・予算に合わせ自由に選択・カスタマイズ可能 | 創業70年以上のコミュニケーション機器専門メーカー | 24時間365日直接対応可能な修理・保守体制 | 介護施設専用ナースコールシステムを幅広く展開 | 専門担当者チームによる導入・運用・定着サポート |
| 接続方式 | ナースコール:見通し500mのLoRa無線 スマホ、見守りカメラ、バイタル:Wi-Fi | IPネットワーク/個別線式 | 有線・無線(製品によって異なる) | 無線 | 無線(クラウド型) |
| 他社システム連携 | ■センサー バイオシルバー(aams)/パラマウントベッド(眠りSCAN・離床CATCH)/シルエットセンサー/トーテック(見守りライフ)など ■介護ソフト ケアカルテ、ほのぼのNEXT、ワイズマン、ブルーオーシャン、その他 ケア樹、絆Core、カナミック、FT-Care、寿、MAPS、ウィンケアなど | ■センサー:パラマウントベッド(スマートベッドシステム)など | ■インカムシステム:BONX「BONX WORK」など | ■センサー:バイオシルバー(aams)/パラマウントベッド(眠りSCAN・離床CATCH)/フランスベッド(ベッド内蔵見守りケアシステムM-2)/ZIPCARE(まもる~のSHIP)/パナソニック(ライフレンズ)など | ■介護ソフト:ケアコネクトジャパン(ケアカルテ)/三菱電機デジタルイノベーション(ほのぼのシリーズ)/グッドツリー(ケア樹)など |
| 補助金対象 | ◎ (大規模修繕ICT補助金/介護テクノロジー補助金申請) | △ (HPに記載なし) | 〇 | 〇 | 〇 |
| 問い合わせ方法 | TEL/FAX/メールフォーム | TEL/メールフォーム | TEL/メールフォーム | TEL/メールフォーム | メールフォーム |
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【FAQ】よくある質問
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Q ナースコールの耐用年数は?A ナースコールは、場合によっては償却資産として扱われることもありますが、その位置づけがやや曖昧なため、メーカーから法的に定められた耐用年数は公表されていないようです。ただし、実際に安全に使用できる期間の目安として、メーカーや業界団体が推奨する使用年数が示されているようです。一般的には、おおよそ8~12年が目安となるでしょう。ナースコールは、故障が利用者の安全に直結する重要な設備であるため、長期間使用している場合は早めの交換を検討するといいでしょう。
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Q そもそもナースコールに設置義務はある?A 一部の施設では、ナースコールの設置が義務付けられているようです。ただし、法律で「ナースコール」という名称が明記されているわけではなく、「非常用ブザー」や「緊急通報装置」としての設置すべきでしょう。そのため、こうした要件を満たす手段としてナースコールを採用する施設も珍しくないようです。
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Q 家庭用(介護用)のナースコールの取り扱いはありますか?A 家庭用(介護用)のナースコールの取り扱いは、病院や介護施設などの施設向けにあるようです。一方で、一人暮らしの高齢者などを対象にした家庭向けの緊急通報システムを導入したい方も多いでしょう。その場合、「ボタンを押すと親族や関係者にメール通知が届く」仕組みを備えた「高齢者緊急通報システム」や「見守りペンダント」といった製品が市販されているようです。これらは比較的安価に高齢者の見守りを実現できるツールとして販売されているでしょう。
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Q 停電時のナースコールはどのようになってしまいますか?A 停電時はナースコールが一時的に使用できなくなる場合があるそうです。ただし多くの病院や介護施設では、非常用電源やUPS(無停電電源装置)を設置しており、一定時間は呼び出し機能を維持できるでしょう。停電後の動作確認も重要とされています。
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Q ナースコールでよく使われる音楽は?A ナースコールでは「ピンポン」などのチャイム音のほか、利用者が驚かないよう「エリーゼのために」や「メヌエット」などの穏やかなクラシック曲がよく使われるそうです。安心感を与えるやさしい音色が選ばれるのが特徴と言えます。
【その他】ナースコールシステム一覧
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LASHIC-care(ラシク)/インフィック株式会社インフィック株式会社が開発した「LASHIC-care(ラシク)」は、カメラを使わずに利用者の状態を把握できる見守りシステムです。人工知能を活用して夜間のケアをサポートし、介護スタッフの業務効率化と利用者の安全確保を同時に実現します。巡回の手間を減らしつつ、細やかな配慮ができるサービスとして注目されています。
会社名 インフィック株式会社 住所 東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビル 7F 電話番号 050-1790-0601 -
CAREai(ケアアイ)/ハカルプラス株式会社ハカルプラス株式会社は大阪府大阪市に本社を置く企業であり、長年電気計測機器の開発・製造・販売に携わってきた経験を活かして、現在は最先端の見守りシステムを提供しています。今回はハカルプラスのCAREaiについて、コンセプトや開発過程、具体的な製品ラインナップなどを詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。
会社名 ハカルプラス株式会社 住所 大阪市淀川区田川3-5-11 電話番号 06-6300-2111 -
株式会社ナカヨ通信インフラは、私たちの生活やビジネスに欠かせない存在です。群馬県前橋市に本社を構える株式会社ナカヨは、創立80年を超える歴史を誇る通信機器メーカーとして、多くの企業や医療機関に革新的なソリューションを提供しています。そこで、今回はナカヨの特徴や魅力について詳しく紹介します。
会社名 株式会社ナカヨ 住所 群馬県前橋市総社町一丁目3番2号 電話番号 027-253-1111 -
岩崎通信機株式会社岩崎通信機株式会社は1938年の創業以来、通信機器の開発・製造で日本の情報通信インフラを支え続けています。ビジネスホンから計測器、さらには医療機器まで幅広い分野で製品を提供し、IoTやAI技術を活用した開発にも積極的に取り組んでいる企業です。本記事では、同社の長い歴史と技術力、そして未来を見据えた事業展開を詳しく解説します。
会社名 岩崎通信機株式会社 住所 東京都杉並区久我山1丁目7番41号 電話番号 03-5370-5111
ナースコールシステムについて
医療・介護施設の運営で現状抱えているお悩みは?Webアンケートで調査!
ナースコールシステムに関する基礎知識を紹介する前に、まずはみなさんが医療・介護施設の運営で現状抱えている悩みについて、Webアンケートの結果を通して見ていきましょう。

第1位は「慢性的な人手不足」でした。半数以上の方がこの回答をしているように、日本ではかなりの少子高齢化が進んでおり、医療・介護の現場でもその影響は大きくなっています。
人手不足問題に対するひとつの解決策として、医療・介護現場へのICT導入が挙げられます。ICTとは”情報通信技術”のことで、本サイトで取り上げているナースコールシステムをはじめ、センサーや電子カルテなどがさまざまな現場で活用されています。
第2位は「諸々改善したいが費用面が不安」でした。ICT導入は、高い業務改善効果が見込めるいっぽう、どうしても費用面での懸念があるようですね。
そのような場合は、なるべく導入コストを抑える工夫が必要になります。仮にナースコールシステムを導入するのであれば、設置コストの低い無線タイプを選んだり、補助金を活用したりすることが効果的でしょう。
第3位は「サービスのクオリティ低下」でした。人手不足などの理由で各スタッフが多忙になると、どうしてもケア品質は低下してしまいますよね。近年では、スマートフォンと連動した便利なコールシステムも多数リリースされていますので、導入を検討してみることをおすすめします。
第4位は「施設・設備の老朽化」でした。環境面はスタッフ、患者双方にとって、非常に大切な要素です。各施設の規模・予算に合わせて、柔軟に対応できるシステムや会社を選ぶことで、スムーズに導入することができるでしょう。
第5位は「業務効率が悪い」でした。業務効率化は、ナースコールシステムを導入するいちばんの目的といってもよいでしょう。スタッフ間の連携や患者さんとの連絡など、さまざまな状況で無駄な動きを減らせる機能が各システム備わっていますので、ぜひ自施設にぴったりのシステムを見つけてみてください。
以上が、アンケートの結果と簡単な解説になります。次の見出しからは、ナースコールシステムを導入するために知っておきたい知識や情報を、幅広く解説していきます。ぜひ参考にしていただき、ナースコールシステムを活用した業務環境改善を実現しましょう。
ナースコールシステムの基礎知識

ナースコールシステムは、医療・介護施設にとって不可欠な設備のひとつですが、どのような機能が必要か、どのシステムが自施設に適しているかなど、導入に際してさまざまな疑問や不安を感じる方もいるでしょう。ここでは、ナースコールシステムの基本的な役割や利用方法といった、基礎知識を解説していきます。
ナースコールシステムとは?
ナースコールシステムとは、医療施設や介護施設において、患者や利用者が看護師・介護士に連絡を取るための呼び出し装置です。その原型は、看護の創始者であるフローレンス・ナイチンゲールが考案した「弁つき呼鈴」にさかのぼります。
この呼鈴は、どの患者が鳴らしたかを識別できる仕組みがあり、迅速なケアを可能にするために工夫されました。その後、システムは改良を重ね、日本では1955年頃から同時通話が可能なナースコールが使われ始めました。当時のものは音質が良くなかったとされていますが、現在のナースコールシステムはクリアな音質はもちろん、より質の高い医療や看護を提供するためのさまざまな機能が搭載されています。
基本的な利用方法・対応方法
ナースコールシステムの基本的な利用方法は、まず患者がボタンを押すと、ナースステーションの親機や子機に通知が届きます。同時に、ボタンが押された病室の表示灯が点灯し、どの部屋から呼ばれたかがわかります。その後、スタッフは親機や子機を通じて患者と対話し、対応を終えた後に復帰ボタンを押して表示を解除します。
また、ナースコールへの対応方法は、おもに3つのパターンがあります。
1つは、専用のナースコール制御装置を使う方法で、これは基本的に有線で通信します。2つ目は、ビジネスフォンを利用する方法で、多くの場合、子機が標準で備えられています。3つ目は、子機やアンテナなどを設置してソフトウェアを使う方法で、無線での対応が可能となり、有線よりも自由に機器を配置できます。
システムの買い替え時期について
ナースコールシステムの寿命は、新品でも中古品でも8年から12年程度とされています。これは、中古品であっても回収後に配線の引き直しなどが行われ、寿命に関わる部品がすべて新品に交換されるためです。ただし、この寿命はあくまで目安であり、これより早く不具合が起きることもあれば、12年を超えても問題なく動作することもあります。
しかし、不具合を抱えたまま使い続けると、突然システムが故障し、患者に十分な医療や看護を提供できなくなる可能性があります。そのため、システムの推奨使用期間も参照しながら、目安となる年数に達している場合は、早めに買い替えを検討しましょう。
ナースコールシステムには、音声通話だけでなく、さまざまな機能が搭載されている
新品でも中古でも8〜12年程度が寿命の目安
ナースコールシステム導入のメリット

ナースコールシステムを導入することは、スタッフの負担軽減や施設の運営効率向上に大きく貢献します。とくに、スマートフォンなどと連携できるシステムを導入することで、リアルタイムでの情報共有や柔軟な対応が可能となり、施設全体の業務をスムーズに進められるようになるでしょう。ここでは、ナースコールシステムの導入によって得られる具体的なメリットについて解説します。
スタッフの負担軽減
ナースコールシステムの導入は、スタッフの業務負担を軽減するうえで非常に効果的といえます。たとえば、通話や連絡、記録管理を簡素化できることが、負担軽減につながります。従来のシステムでは、呼び出し内容や対応状況を手動で記録する必要がありましたが、システムを導入することでこれらが自動で記録されるため、手間が省けるからです。
また、ナースコールシステムは、スタッフの移動距離を減らす効果もあります。スマートフォンと連携したシステムを利用すれば、スタッフはどこにいても利用者の呼び出しを直接受け取ることができ、無駄な移動を減らし、より効率的に業務を進めることができます。
さらに、新しいシステムでは、ナースコールの内容がスマートフォンに届くため、優先順位の高い患者から対応でき、とくに夜間などスタッフが少ない時間帯の負担が大幅に軽減されます。このような業務効率化が実現することで、スタッフの負担を減らし、安心して働ける環境を整えられるでしょう。
運営効率の向上
ナースコールシステムを導入することで、施設全体の運営効率が向上するというメリットもあります。利用者が体調不良や緊急時にナースコールを押すと、スタッフが即座に情報を受け取り、迅速に対応を開始できることから、緊急時の対応がスムーズに進むため、利用者の安心感も高まるでしょう。
また、スタッフ間でリアルタイムに情報共有ができるため、連携がスムーズになる点も運営効率の向上につながります。たとえば、スタッフが異なる場所で勤務している場合でも、呼び出し情報や対応状況を即座に確認できるので、対応ミスや遅れを減らすことが可能です。
さらに、システムによっては呼び出し内容や対応履歴が自動で記録されるため、業務の透明性を確保しやすくなります。ナースコールシステムの導入は、スタッフが手動で行っていた業務を自動化し、労働時間を削減することにもつながるため、ほかの業務に集中できるようになり、結果的にコスト削減が期待できるでしょう。
ナースコールシステムを導入すると、スタッフの業務負担を軽減できる
緊急時の迅速な対応やリアルタイムの情報共有を可能にし、コスト削減やサービス品質の向上につながる
ナースコールシステムの種類

ナースコールシステムは、おもに有線式と無線式の2つのタイプに分けられます。それぞれに異なる特徴があり、導入を検討する際は、施設の環境や運用方法に適したタイプを選ぶことが重要です。ここでは、それぞれのシステムのメリットとデメリットを詳しく解説します。
有線タイプのメリット・デメリット
有線式ナースコールは、壁面やベッドサイドの接続口とナースコール機器をコードで繋ぐタイプです。防水性や安定性に優れた製品もありますが、配線が必要であるため、ベッドや家具の配置を自由に動かせないというデメリットがあります。
また、機器を増やしたり、設置場所を変えたりするたびに配線工事が必要となるため、コストが高くなる場合もあります。施設の状況に応じて柔軟なレイアウト変更が必要となる介護施設などでは、運用に負担がかかる可能性があるでしょう。一方で、電池交換の必要がないことは手間の軽減につながるメリットといえます。
無線タイプのメリット・デメリット
無線式ナースコールは、Wi-Fiなどを利用して通信するコードレスのシステムで、ボタンを押すだけで呼出信号が送信され、受信機で音や光によって表示されます。
メリット
無線式ナースコールの大きなメリットとして、導入コストを抑えられる点が挙げられます。有線式のように大規模な配線工事が不要なため工事費用を削減でき、機器をコンセントに差し込むだけで設置が完了する製品もあり、購入後すぐに運用を始められるため、現場の負担が増える心配もありません。
また、コードがないため、部屋のレイアウトを自由に決められることもメリットです。ベッドや家具の位置に縛られることなく、利用者のニーズや生活動線に合わせた配置が可能なため、患者や利用者一人ひとりに合わせた環境づくりが実現できます。
さらに、電波が届く範囲が広い製品も多く、屋外や複数階での呼び出しにも対応できます。見通しが良ければ300メートル以上の距離で通信できる製品もあり、緊急時にもスタッフが即座に対応できる環境を構築できるでしょう。
有線式のナースコールでは他社製品との連動性が悪いところもありましたが、無線式のナースコールでは、無線送信機への信号の変換が可能なことが多く、赤外線センサーや感圧式センサーといった多様なセンサーとの連携がしやすくなることもメリットです。
またスマホなどの端末はWi-Fiを利用するため、Wi-Fiを使う見守り機器との相性も良いです。
利用者の動きに合わせて自動で呼び出しが行われるように設定できるため、連絡手段の一元化や事故防止にも役立ちます。
また、無線式はワイヤレスの特性から、自宅や在宅介護にも取り入れやすいという魅力もあります。家庭向けの小型送信機や卓上受信機は、玄関やトイレなど必要な場所に簡単に設置でき、手頃な価格で購入できるセット商品も多数あるため、導入のハードルを下げてくれるでしょう。
デメリット
ナースコールの無線化にはデメリットも存在します。ひとつは、送信機や受信機が充電式または電池式の場合、定期的な電池交換や充電が必要となることです。導入前に、充電時間や電池の寿命を確認しておくことが大切です。
もうひとつは、電波状況によって動作が不安定になる可能性があることです。通信機器の設置場所や周辺の干渉が影響する場合があることから、電波をしっかり届かせるために、通信環境を整える必要があります。対応として、通信機器を適切な場所に配置したり、通信を補助する機器を導入したりすることで、電波が不安定になるのを防げます。
ナースコールシステムは、配線が必要な有線式とコードレスで通信する無線式に分けられる
それぞれのメリットやデメリットを理解してから導入しよう
ナースコールシステムの費用相場

ナースコールシステムを導入する際には、機器の価格だけでなく、さまざまな費用が発生します。予算を立てる上で、全体でどれくらいの費用が必要になるのか、また、費用を抑える方法があるのかを知っておくことは重要です。ここでは、ナースコールシステムの一般的な費用相場と、導入費用を軽減するための補助金について解説します。
一般的な相場はどのくらい?
ナースコールシステムの費用は、システムの構成やメーカーによって大きく異なります。簡易的なものであれば数千円から1万円程度で手に入る場合もありますが、介護施設向けのように、どの部屋からの呼び出しかを明確に識別し、通話機能も備わったシステムは、一般的に数十万円から数百万円規模の費用がかかります。
ただし、この費用はあくまで親機のみの価格であり、周辺機器や工事費によって変動するため、参考程度に認識しておきましょう。また、施設の規模が大きくなるほど、これらの費用も増える傾向にあります。
導入費用の内訳
ナースコールシステムの導入費用には、初期費用とランニングコストが含まれます。初期費用は、おもに以下の3つのような内訳となっています。
1つ目は機器の購入費です。ナースコールシステムは、親機、子機、周辺機器など多様な機器で成り立っています。各居室やトイレからの呼び出しに使う子機や、ナースステーションやスタッフルームに設置する親機、PHSやスマートフォンといった周辺機器が必要で、これらの機器の台数が増えるほど費用も大きくなります。
2つ目はシステム構築費です。ナースコールを制御する方法は種類によって異なり、これに伴う導入の手間や費用にも違いが生じます。たとえば、制御装置を主装置として各種機器と連携する従来型、電話主装置を主とするタイプ、無線機器とソフトウェアを使うタイプなどがあり、どの方式を選ぶかによって導入費用が大きく変わります。
3つ目は配線工事費です。有線式ナースコールを設置する場合、各機器を接続するための配線工事が必要となります。
スタッフルームから各居室やトイレに設置する呼出ボタンまで線を引く必要があり、呼出ボタンの設置台数や配線距離が長くなるほど、工事費用は増加します。また、無線式の場合でも、廊下への配線が必要になることがあります。
そして、初期費用だけでなく、導入後のメンテナンス・保守費といったランニングコストも考慮する必要がある点にも注意が必要です。ナースコールは長期にわたって使用するため、不具合や故障に備えて定期的なメンテナンスが不可欠です。
これらの費用は、メンテナンスの回数や保証の適用範囲によって異なり、万が一の故障時に買い替えが必要になる場合と、部分的な修理・交換で済む場合とでは、トータルコストに大きな差が出るでしょう。そのため、機器本体の価格だけでなく、将来的に発生する可能性のあるすべての費用を含めて検討することが重要です。
補助金を活用できるケース
ナースコールシステムの導入費用は安くはないため、機能性を妥協したり、買い替えをためらったりするケースがあるかもしれません。しかし、介護従事者の負担軽減や介護現場のICT化を推進する目的で行っている「大規模修繕に伴うICT補助金」「介護テクノロジー・ICT導入支援補助金」といった制度により、国や自治体が補助金を給付しているケースがあります。
呼び出しだけのシンプルなナースコールは補助金の対象とならないことがありますが、見守り機能が付いているなど、介護スタッフの業務負担軽減につながるシステムは、要件を満たすことで補助金の申請が可能です。そして、補助の対象となる経費には、タブレット、スマートフォン、インカムなどの端末費用や、通信環境の整備費用、システムの導入費用などが含まれることがあります。
ただし、補助金の制度は各自治体によって要件や金額、申請期間などが異なるため、対応している窓口などに事前に確認しておきましょう。
ナースコールシステムの導入費用は数十万円から数百万円程度が一般的
国や自治体の補助金制度を活用できる場合がある
ナースコールシステム選びのポイント

ナースコールシステムは、一度導入すると長く使用する設備であり、スタッフの業務効率や利用者の安心感に大きく関わるため、慎重なシステム選びが求められます。さまざまな製品の中から、自施設に最適なシステムを見つけるためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。ここでは、ナースコールシステムを選定する際のチェックポイントについて解説します。
機能の充実度
ナースコールを選ぶ際、業務効率化につながる機能が備わっているかどうかは重視したいポイントのひとつです。スタッフの業務負担を軽減するためには、単に呼び出しを行うだけでなく、呼び出しがあった際に利用者の状態をすぐに確認できる機能や、インカムと連携して離れた場所でも通話ができる機能などが役立ちます。
たとえば、パルモスマートコールには、駆けつけ前に映像と音声で状況を確認できる「映像パルモビジョン」や、バイタルデータをスマートフォンで確認できる機能などがあります。操作が簡単であることも重要で、スタッフが直感的に使えるシステムを選ぶと、導入後の定着もスムーズになるでしょう。
価格・コスト面
ナースコールシステムを導入する際は、本体価格だけでなく、トータルコストで考えることが重要です。初期費用には機器の購入費や工事費が含まれ、長期的な利用では保守料や修理費用といったランニングコストも発生します。
有線式ナースコールは配線工事が大規模になりがちで導入コストがかさむことがあります。一方、無線式は工事費を抑えられ、製品によってはランニングコストがかからないものもあります。将来的な部品交換の費用も考慮に入れ、一部の修理で済むものか、総入れ替えが必要になるものかチェックしておきましょう。
対応力・レスポンス
ナースコールシステムは24時間365日稼働する設備のため、万が一の故障やトラブルに備えたサポート体制は欠かせません。導入前の説明や打ち合わせが丁寧に行われるか、問い合わせへのレスポンスは迅速か、トラブル発生時にすぐに対応してくれるかなど、メーカーの応対品質を確認しておくことが重要です。
導入実績
メーカーの導入実績を確認することで、自施設に合ったシステムを提供しているかどうかを判断しやすくなります。大規模病院向けなのか、小規模なクリニックや介護施設向けなのかなど、メーカーが得意とする施設の規模や種類を知ることが重要です。自施設と同じような規模の施設でどのようなシステムがどのように活用されているかを確認できると、導入後のイメージがしやすくなるでしょう。
スマートフォン・他システムとの連携
スマートフォンと連携できるナースコールは、現在の主流となりつつあります。PHSのように文字表示や通話だけでなく、スマートフォンで居室の映像を確認したり、介護記録をその場で入力したりといった多様な操作が可能です。
また、既存の見守りセンサーや介護記録ソフトといった他社システムと連携できるかも重要なポイントです。このようなシステムであれば、複数の端末を持ち歩く必要がなくなり、スマートフォン1台に情報を集約して管理できるため、管理の手間も大幅に軽減できるでしょう。
スタッフの業務効率化につながる機能性の有無や、トータルコストで検討することが重要
導入後のサポート体制やメーカーの信頼性もチェックしよう
ナースコールシステムを導入して業務環境の改善を実現しましょう!
ナースコールシステムの導入は、医療や介護の現場に大きなメリットがあり、昨今の医療や介護現場においては欠かせない設備のひとつです。さまざまなメーカーからナースコールシステムが開発されているため、機能面やコスト面などさまざまな部分をチェックし、自施設に最適なシステムを導入しましょう。そして、スタッフの業務効率化や負担軽減、患者や利用者の満足度向上を実現してください。
【PR】低コストながら充実した機能でスタッフの業務効率改善をサポート!
https://i-seed.co.jp/#top_facillities スマートフォン連携/機能カスタマイズ/長距離無線LoRa採用
ナースコールの入れ替えや見守りシステムの導入は、業務のICT化を進める上で重要ですが、高額な費用がネックとなり、なかなか導入に踏み切れないのが現状です。そんな医療施設や介護施設におすすめしたいのが、株式会社iSEEDが提供するナースコールシステム「パルモスマートコール」です。
管理者情報

はじめまして。こちらのサイトをご覧になっているということは、医療・介護現場でのナースコール導入や更新をご検討中なのだと思います。
病棟勤務の家族のサポートや施設ヒアリングを通じ、PHS主体の運用からスマートフォン連携・見守りセンサー連携へと移り変わる現場を見てきました。夜勤帯の応答遅延、看護必要度や記録の二重入力、インシデント抑止といった課題感も実感しています。
このサイトでは、現場視点で集めた情報を整理し、メーカーごとの特徴、導入コストと保守費の考え方、電子カルテや介護記録ソフトとの連携可否、無線/有線の選び分けをわかりやすくご紹介します。メリットだけでなく、電波設計や死活監視、アラート設計の運用上の注意点まで踏み込みます。補助金の基本的な考え方や社内説明資料づくりの要点もまとめています。
ご覧いただく皆さまが、スタッフ負担の軽減とケア品質向上を両立できる最適解にたどり着けるように。日々の運用にそのまま役立つ情報提供を心がけます。お役に立てれば幸いです。
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