病院や介護施設にある設備として多くの方が思い浮かべるのがナースコールではないでしょうか。ナースコールは利用者の安全のためなくてはならない設備です。施設責任者となる場合、ナースコールについて取りつけが必要かどうか、守るべきルールがあるかどうかを理解し正しく活用する必要があります。
病院や介護施設でナースコールが必要な理由とは
ナースコールが必要な理由とはどのようなものがあるのでしょうか。機械的に取りつけるのではなく、必要な理由を理解し活用することで利用価値を最大限高めましょう。施設で働くスタッフの働きやすさや施設の利用者の安心、満足度につながります。安全性確保のため
病院や介護施設で過ごす利用者は介助が必要です。病気、ケガ、後遺症によりスムーズに動けない際に、介助を求める際のツールとしてナースコールは活用されています。利用者からの要望がスピーディーにスタッフに届くため、利用者の安心、安全につながるのはもちろんスタッフ側も非常時にすぐ対応しやすくなるメリットがあります。病室や居室をこまめに訪問しての確認の手間が減るため、スタッフは他の業務に集中できます。近年の製品はセンサーが連動しているもの、スマートフォンと連動しているもの、緊急通報機能がついているものなど多機能化しています。施設や利用者のニーズに合わせて必要な機能を選びましょう。
ナースコールの活用シーン
ひとりで移動できない場合
施設の利用者がベッドから移動できないような状態の場合、トイレにひとりで行ったり移動したりできません。ナースコールがあると利用者はスムーズに介助を求められます。体調が悪い場合
病気や手術後といった体調が悪くなった場合、利用者の手元にコールボタンがあればスタッフがいるところまで歩いていかなくても、その場でボタンを押せば介助を求められます。連絡を取りたい場合
水が飲みたい、寝返りをうちたい、用事があるなどちょっとした用事を頼む際にもナースコールがあると利用者は頼みごとをしやすくなります。規格の変更について確認が必要
古いナースコールは旧スプリアス規格が使われているものがあります。スプリアスは無線機器から出る電波で不要な電波です。旧スプリアル規格の製品は他の機器に影響を与えてしまうため、旧スプリアル規格の製品は2022年11月までが使用期限と予定されていました。しかし新型コロナウイルスの流行などに2025年8月時点ではより期限が延長されています。期限が再度設定された場合、旧スプリアス規格の製品は使用できなくなるため、新しい製品への変更が必要なことは把握しておきましょう。
法律で定められたナースコールの設置義務と基準
利用者、スタッフ双方にメリットがあるナースコールですが、取りつけるにはある程度費用がかかります。病院や介護施設に必須なものなのでしょうか。義務や基準について解説します。病院
病院にはナースコールがあるイメージをもつ方は多いでしょう。しかし病院の構造や設備に関する基準を定めている医療法ではナースコールの設置義務は書かれていません。利用者の安全確保にはインターホンのような設備を取りつけるなどでもよいとされます。しかし実際の医療現場では利用者の安心と安全を守るため、スタッフの対応のしやすさなどを考えて取りつけている場合が多いです。
介護施設
特別養護老人ホーム
要介護対象の高齢者が過ごす環境のため、居室、トイレに「ブザーまたはこれに代わる設備」の取りつけが定められています。有料老人ホーム
有料老人ホームは高齢者が過ごす介護サービスが整っています。緊急通報装置等を備えなければいけないため、ナースコールの取りつけが必要です。ナースコールと高齢者虐待防止法の関係
ナースコールは取りつけることで安全確保につながりますが、頻繁なコールが業務の妨げになる場合もあります。もし設置が必要な施設でナースコールを取りつけない、電源を切るなどするとどのような影響があるか知っておいた方がよいです。虐待法に該当するケース
ナースコールの未設置は高齢者が虐待防止法の「必要な用具の使用を限定し、高齢者の要望や行動を制限させる行為」に該当するため、取りつけないことは虐待とみなされます。特定の部屋を設置しないとどうなるか
ナースコールは利用者とスタッフがスピーディーに連絡が取れるため安全性を高められます。しかし頻繁に呼び出そうとする利用者や緊急性のない用事で何度も呼び出そうとする利用者もいるでしょう。緊急性の低いコールが頻発すると緊急性の高いコールへの対応が遅れる、ほかの業務が滞るといったデメリットが発生する可能性があります。そのような場合、意図的に置かない、電源を切るなどといった対応を行ってもよいのでしょうか。業務が滞る原因となっている部屋にナースコールを取りつけない、わざと電源を切るなどといった行為はほかの部屋すべてに取りつけていたとしても虐待とみなされます。
まとめ
病院や介護施設にはナースコールがあるとイメージする利用者は多いです。病院では設置は必ずしも必要ではありませんが、利用者の安心のため取りつけているケースが多いです。介護施設では利用者の心身を安心・安全にサポートするため多くの施設で取りつけが必要です。医療施設、介護施設の責任者となる場合は、施設ごとに取りつけが必要か、ルールやどのような状況が虐待にあたるか、古い規格の製品を現在使用していないかなどを確認する必要があります。-
引用元:https://i-seed.co.jp/#top_facillities
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