
会社名 | インフィック株式会社 |
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住所 | 東京都千代田区丸の内3丁目3-1 新東京ビル 7F |
電話番号 | 050-1790-0601 |
インフィック株式会社が開発した「LASHIC-care(ラシク)」は、カメラを使わずに利用者の状態を把握できる見守りシステムです。人工知能を活用して夜間のケアをサポートし、介護スタッフの業務効率化と利用者の安全確保を同時に実現します。巡回の手間を減らしつつ、細やかな配慮ができるサービスとして注目されています。
介護現場を変える最先端見守りシステム
LASHIC-care(ラシク)は、介護施設向けに開発された先進的な見守りサポートシステムです。現場の声を直接取り入れながら、介護事業者自身が開発・運営している点が大きな特徴となっています。まず、なぜこのようなシステムが必要なのでしょうか。介護現場では24時間体制での見守りが求められますが、特に夜間は少ない人員で多くの入居者に対応しなければならず、スタッフの負担が大きい状況があります。
また、入居者の突然の動きによる転倒リスクも常に存在しています。このような課題に対し、ラシクはどのように対応しているのでしょうか。本システムは、各居室に設置された様々なセンサーからの情報を人工知能が分析し、入居者の状態変化を事前に予測します。
従来のナースコールを刷新し、無線技術とスマートフォン連携により、いつでもどこでも状況確認ができる環境を実現しました。導入することで、スタッフは必要なタイミングで必要な居室だけを訪問できるようになり、業務の効率化と入居者の安全確保を両立できます。
さらに温度・湿度・明るさといった環境データや入居者の活動状況も数値化されるため、より質の高いケア計画の立案にも役立ちます。こうした総合的な支援により、介護スタッフは本来の対人ケアに集中できる時間が増え、働きやすい環境づくりと離職防止にもつながっています。
カメラを使用せず入居者のプライバシーを尊重しながらも、確かな安心を提供するラシクは、介護現場の未来を明るく変える革新的なソリューションとして、今後さらなる普及が期待されています。
夜間ケアも安心!AI搭載の充実機能で業務効率と安全性を両立
夜間の介護現場では、限られたスタッフで多くの入居者を見守らなければならないという課題があります。とくに夜間は急な体調変化や転倒リスクが高まる時間帯でありながら、人員配置が最も少ない時間帯でもあります。本システムの中核となるのは、常時監視を行う高性能センサーと学習型人工知能の組み合わせです。居室内に設置されたセンサーが1秒ごとに入居者の動き、心拍の変化、睡眠状態などを検知し、そのデータをAIが分析します。
通常と異なるパターンが見られると、即座にスタッフのモバイル端末に通知が送られるため、異変に素早く対応できます。この仕組みによって得られる効果は非常に大きいものです。まず、全居室を順番に巡回する従来の方法から脱却し、必要な居室だけを訪問することが可能になります。
これにより、スタッフの身体的負担が軽減されるだけでなく、入居者の睡眠を妨げることも少なくなります。また、異変の早期発見により、転倒事故や急変時の対応が迅速化し、安全性が大幅に向上します。
さらに、無線技術を活用したナースコールシステムにより、スタッフはどこにいても入居者とコミュニケーションがとれます。専用機器を持ち歩く必要がなく、スマートフォンやタブレットで双方向通話が可能なため、施設外での送迎時にも連絡が取り合えるなど、業務の柔軟性が高まっています。
このように、ラシクのAI技術と無線通信機能の融合により、夜間ケアの質を落とすことなく業務効率化を実現し、スタッフと入居者双方の安心・安全を支える環境が整えられています。
カメラ不要でそっと見守る安心設計!夜間巡回の負担も大幅軽減
介護施設での見守りにおいて、入居者のプライバシー保護と安全確保の両立は重要な課題です。LASHIC-care(ラシク)の特徴の一つは、カメラを一切使用せずに見守りを実現している点です。代わりに、非接触型の各種センサーを居室内に設置し、入居者の動き、心拍変化、睡眠状態などを継続的に計測します。これにより、プライバシーを侵害することなく安全を確保できる環境を実現しています。
この仕組みがもたらす効果は大きく、とくに夜間業務において顕著です。従来の方式では全居室を定期的に巡回する必要がありましたが、ラシクでは人工知能が異常を検知した居室のみを訪問すればよいため、スタッフの移動距離と時間が大幅に削減されます。
これにより身体的負担が軽減されるだけでなく、入居者の貴重な睡眠を妨げることも少なくなります。さらに実用面での利点として、センサーが収集したデータは自動的に記録・グラフ化されるため、介護記録作成の手間も省けます。
また無線技術の活用により、専用端末なしでスマートフォンを通じたリアルタイムコミュニケーションが可能となり、施設内外を問わず迅速な情報共有と対応ができるようになりました。
このように、ラシクはカメラを使わないという配慮ある設計で入居者の尊厳を守りながら、最新技術の力で夜間巡回の負担を大きく減らし、介護現場の働きやすさと安全性を同時に向上させています。