ナースコールの耐用年数はどのくらい?工事が必要なケースについても解説

公開日:2025/11/15
ナースコール 耐用年数

病院や介護施設に欠かせないナースコールシステムは、患者や入居者の安心を支える大切な設備です。しかし、一体どのくらいの期間使えるのか、入れ替え工事はいつ必要なのかが気になる方も多いでしょう。この記事では、ナースコールの耐用年数の目安や、至急の工事が求められるケースについて分かりやすく解説します。

ナースコールの耐用年数はどのくらい?寿命の目安を解説

病院や介護施設、さらには在宅介護の現場で欠かせないのがナースコールシステムですが、いつまで使えるのか気になるところです。ここでは、ナースコールの耐用年数についてくわしく解説します。

税法上の耐用年数は設定なし

ナースコールには、税法上の法定耐用年数が設定されていません。固定資産の区分は電気設備に分類され、建物の一部とみなされるため、減価償却の対象となる償却資産には該当しません。

したがって、実際の耐用年数はメーカーの推奨年数を参考にする必要があります。

耐用年数は約8~12年

メーカーや関連業界団体が示している推奨使用期間は、8〜12年ほどとされています。必ずしも12年を過ぎたら使えなくなるという意味ではありませんが、電子機器である以上、内部部品の劣化や故障リスクは年数とともに高まります。

ナースコールは、患者や利用者の命を守るための重要な設備です。機器の耐用年数を正しく理解し、定期的な点検と適切なタイミングで更新することが、安全と安心を維持するうえで大事です。

ナースコールが故障した場合の対応方法と注意点

ナースコールシステムには、メーカーや業界団体によって推奨使用年数が定められているものの、期間内であっても予期せぬ故障は避けられません。突然の故障に直面した際に適切な対応を取れるかどうかは、利用者の安心と安全に直結します。ここでは、故障時の対応と注意点について整理します。

原因を特定する

呼び出しボタンが反応しない、コードが切れている、あるいは信号を受信する親機が反応しないといったように、不具合の発生場所はさまざまです。どこで問題が生じているのかを確認することで、現場で対応できる可能性もあります。

使用しているナースコールの説明書を確認するとともに、メーカーのサポート窓口に連絡して指示を仰ぐのが有効です。医療現場では、患者の安心・安全のために、一刻も早く原因を把握し対応することが求められます。

修理依頼

原因を突き止めてもその場で解決できない場合は、速やかに修理を依頼しましょう。ナースコールが使えない状態が長引くと、利用者が必要なときに職員を呼べなくなり、安心して生活できなくなる恐れがあります。

とくに、複数の端末で同時に不具合が起きたり、同じ場所で繰り返し故障が発生したりする場合は、単なる一時的な不具合ではなく、システム全体の劣化や老朽化が進んでいる可能性も考えられます。こうした場合には、至急修理の手続きを取るとともに、交換やシステム更新を検討しましょう。

ナースコールの入れ替え工事や補助金活用のポイント

ナースコールは、長期間使用を続けると部品の劣化やシステム全体の老朽化が進み、修理では対応できないケースも出てきます。ここでは、ナースコールの入れ替え工事や補助金活用のポイントについて解説します。

一度に施工しない

ナースコールの入れ替えは、規模によっては大掛かりな工事となることがあります。そのため、工事期間中も施設の運営を止めないための工夫が不可欠です。たとえば、建物全体を一度に工事するのではなく、エリアごとに区切りながら順次入れ替えていく必要があります。

分割工事を実施することで、利用者の生活への影響を最小限に抑えつつ、安全にシステム更新を進められます。

定期的にメンテナンスする

また、急な故障であわてないためには、日常的なメンテナンスが重要です。小さな不具合があれば早めに修理することで、深刻なトラブルへの発展を防げます。施設全体の入れ替えをせずに、一部のユニットだけを交換できるタイプのナースコールもあるので活用してください。

補助金を活用する

新設や入れ替え工事にかかる費用は、決して小さくありません。そのようなときは補助金の活用を検討しましょう。補助の対象となるかどうかは自治体や助成制度の趣旨によって大きく異なるため、自施設が対象となる補助制度があるか、しっかりと調べる必要があります。

国や自治体の公式情報を確認するだけではなく、メーカーや施工業者に相談するのも有効です。業者によっては、補助金申請をサポートしてくれる場合もあるので頼ってみてください。

まとめ

ナースコールシステムには、法的に定められた耐用年数はありません。しかし、メーカーや関連業界団体が推奨する使用期間は8〜12年程度とされています。もちろん使用環境やメンテナンスの状況によって長持ちさせることも可能ですが、老朽化が進むと修理対応がむずかしくなり、突然の故障によって利用者の安全に影響をおよぼす恐れがあります。よって、安定運用のためには、定期的な点検を実施し、不具合が増えてきた段階で更新や工事を検討することが大切です。一方で、費用や工事の影響は大きいため、運営を継続しながら更新できる方法を探ったり、自治体の補助制度を調べ、活用できる支援を取り入れたりすることも重要です。こうしたポイントを押さえておけば、利用者の安全を守りながらシステムを更新できるでしょう。

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会社名パルモスマートコール/株式会社iSEEDアイホン/アイホン株式会社ケアコム/株式会社ケアコムGCOM/ジーコム株式会社HitomeQ(ひとめく)/コニカミノルタ
特徴規模・予算に合わせ自由に選択・カスタマイズ可能創業70年以上のコミュニケーション機器専門メーカー24時間365日直接対応可能な修理・保守体制介護施設専用ナースコールシステムを幅広く展開専門担当者チームによる導入・運用・定着サポート
接続方式ナースコール:見通し500mのLoRa無線
スマホ、見守りカメラ、バイタル:Wi-Fi
IPネットワーク/個別線式有線・無線(製品によって異なる)無線無線(クラウド型)
他社システム連携■センサー
バイオシルバー(aams)/パラマウントベッド(眠りSCAN・離床CATCH)/シルエットセンサー/トーテック(見守りライフ)など

■介護ソフト
ケアカルテ、ほのぼのNEXT、ワイズマン、ブルーオーシャン、その他
ケア樹、絆Core、カナミック、FT-Care、寿、MAPS、ウィンケアなど
■センサー:パラマウントベッド(スマートベッドシステム)など■インカムシステム:BONX「BONX WORK」など■センサー:バイオシルバー(aams)/パラマウントベッド(眠りSCAN・離床CATCH)/フランスベッド(ベッド内蔵見守りケアシステムM-2)/ZIPCARE(まもる~のSHIP)/パナソニック(ライフレンズ)など■介護ソフト:ケアコネクトジャパン(ケアカルテ)/三菱電機デジタルイノベーション(ほのぼのシリーズ)/グッドツリー(ケア樹)など
補助金対象
(大規模修繕ICT補助金/介護テクノロジー補助金申請)

(HPに記載なし)
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